日本食は血圧が上がりやすいので注意が必要

日本人は、血圧が高いと言う人が多いと言われています。実際に、40歳以上の日本人の場合は、2人に1人の人が高血圧であるとも言われている「国民病」です。

高血圧になる大きな理由の1つ

高血圧になる理由の1つとして有名なのが、過剰な塩分摂取です。塩分をとり過ぎると、体内の塩分量が増え、血液中の塩分濃度も高くなります。血液中の塩分濃度が高くなると、血液中に水分を多く送り込んで塩分濃度を下げるように体が自然に行います。その結果た、体内の血液量が上昇することによって血圧が上がります。

日本食は高血圧になりやすい

このように高血圧になりやすい人というのは、元々、日本の食事が塩分摂取量が多いのがt原因だと言われています。
特に日本人は、世界的に見ても1日当たりの塩分摂取量が多いと言われています。

世界と日本の塩分摂取量の違い

海外の塩分摂取量としては、アメリカやヨーロッパの場合では、1日当たり8グラムから10グラムです。これに比べて日本の場合は、10グラム前後だと言われています。

日本人が塩分摂取量が高い理由

日本人の塩分摂取量が高い理由は、使われている調味料などが関係しているとも言われています。具体的には、醤油や味噌などの調味料は塩が入っています。また、漬物などでも塩分が高いモノが多いです。このように調味料に塩分が多いと基本的に食事での塩分摂取量が多くなりやすいです。

お勧めな塩分摂取量

1日の塩分摂取量については、厚生労働省が発表しています。厚生労働省が発表している適切な塩分量は男性の場合で1日10グラム未満です。女性が8グラム未満です。これでもかなり少ない塩分摂取量であると感じます。
しかし、世界基準であるWHO(世界保健機関)が発表している1日の塩分摂取量で適量と言われているのは、6グラム未満です。このように基本的な基準値自体が日本では塩分が多くなっています。